日日是独身

30代ずぼら独女の、ゆるかったりしんどかったりする日常。

東京タラレバ娘シーズン2

こんばんは。
たまには小説以外の感想も。

わーい新刊出た~!
…と思ったら最終巻だった((´;ω;`)。


東村アキコ「東京タラレバ娘シーズン2」


タラレバ娘は前のシリーズから好きで、マンガもドラマも見てましたが…
個人的にはこっちの方が好みかな(*^-^*)


以下ネタバレ含みます。


図書館でバイトを始めた、30歳実家暮らしの「令菜」。
バイト先の先輩、40歳の「昭子」さんに連れられて飲みに行くと、店員全員が「よしお」と名乗る不思議なバーで「夢」を聞かれ…


そう、令和の令菜ちゃんと昭和の昭子さんなんですね。


とくに野望とか情熱とかないけど、別に家でネットフリックス見てコンビニスイーツ食べてりゃ充分幸せだよー…みたいな令菜はまさに今どきの若者って感じなんですが、
そのぶん毒もないし素直なので応援したくなります。
心なしか、タラレバコンビも前シリーズより優しい(笑)。


前シリーズは、3人娘がなんだかんだ皆したい仕事をできてたから、「別に良くね?」と思っちゃう部分があったんですよね💦。いやあっちも好きだけど!


令菜の子どもの頃の夢は「結婚して楽しい家族を作る」だったんですが、「子供の頃楽しかった行事やイベントを今度は親サイドから楽しみたい」って…そう思えるってええ子ですよね。羨ましい。
だって、私ならどうしても面倒くささが勝っちゃって…(´Д⊂ヽ


ラストはまさかの「えっ、その人に持ってかれちゃうの?!」という展開でしたが、嫌な気持ちにはならない終わり方で素敵でしたー(^^)/


結局、いちばんいい男だったのはよしお11号(6巻表紙にいるメガネの少年)だったということか。
わたしは3号か10号がいいけど(笑)



ちなみに、私の子どもの頃の夢は「さくらももこ的な人」でした。
大人になってからの夢は「基本無職だけど趣味程度に働く健康で裕福な人」です✋