日日是独身

30代ずぼら独女の、ゆるかったりしんどかったりする日常。

小川糸「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」

2月の1冊…に代えて。
続編読んだら元祖を読み直すあるある。

小川糸「ツバキ文具店」(左)、「キラキラ共和国」(右)。


微ネタバレ含みまーす。


祖母(先代)から受け継いだ文房具屋を営む鳩子。
「代書屋」でもあるので、様々な依頼が来ます。


ラブレター、離婚報告、絶縁状…


その人が書きそうな手紙(文章)を、代わりに書く。
内容にぴったりなペンや紙を選んで、「その人らしい」字で。


道具選びは楽しそうだけど、
(ガラスペンとかシーリングスタンプとか…レトロ文具って無性にワクワクします✨)
筆跡変えるってすごいな!!
この人筆跡鑑定されてもバレないよ!
(もちろん、そんな物騒な話ではないのだけど…)

こんな風に、その「手紙」も登場するので、面白い。


続編の「キラキラ共和国」は、鳩子の家族となった
「ミツローさん」「QPちゃん」とのエピソードが多くなるので、
「手紙」「文具」の雰囲気が好きな私としては「ツバキ文具店」のほうが好みです。


まあ、あくまで好みの話(*^^)v
「キラキラ~」のほうも、視力の弱い男の子が書くお母さんへの手紙は感動するし、家族エピソードもほんわかして素敵です。


どちらも、ページの左下に小さい手描き風イラストが入っていて、
パラパラマンガみたいで可愛い♪和みます。