宮部みゆき「ペテロの葬列」
こんばんは。
いったん連休が途切れるので切ないですが、
2日間頑張ればまた3連休だから…(´;ω;`)
4月の読書。
宮部みゆき「ペテロの葬列」。
「誰か」「名もなき毒」と面白かったのでこちらも読んでみました!
以下ネタバレも含む感想です。
あらぁ…
可愛い家族だと思っていた杉村家が…
でもたしかに、前作から不穏な雰囲気はあったんですよね。
そして園田編集長いいキャラだなーと思っていたのにこちらもお別れ。
今作では企業の研修なんかに呼ばれる「トレーナー」という職業?がちょっと話題になるのですが、(※アスリートや動物のじゃないですよ!ポケモンでもないですよ笑)
人をコントロールする場面を想像するとなんとも嫌な気持ちになります。
こういう洗脳に近いことをする役割の人って、現代でも…少なくともちょっと前くらいまでありましたよね。
私も覚えがありますもん。
大学時代「アウトドアサークル」と偽られて誘いに乗ったら某宗教団体の集まりだったり
(合宿参加後、逃げました)
新卒で内定もらった会社が「入社前合宿」で社歌とか歌わせてたり
(合宿参加後、逃げました)
危なっかしいな、若かりし日の自分(笑)
素直じゃなくて良かった良かった(笑)
作中では、加害者側だった男性が死ぬ前に自分なりに償おうとした結果があれだったわけで、つい同情してしまうところもあるのですが…
何ともやるせないですね。
とりあえず、杉村さん(主人公)に良いことがありますように。
近いうちに続編も読みたいです!
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