近藤史恵「ホテル・ピーベリー」
9月の1冊。
近藤史恵「ホテル・ピーベリー」。
以下ネタバレ含みます。
訳あって無職中の主人公・木崎。
友人の杉下に勧められた旅行先はハワイ島。
そして宿泊先は、「ホテル・ピーベリー」という
最長3か月の長期滞在ができるけれど、リピーターお断り…という不思議なホテル。
海外に長期滞在…
英語も飛行機も長距離移動も嫌いな(どうしようもないな…笑)私でも、羨ましいと思ってしまうくらい素敵な雰囲気の土地、そしてホテルでした。
とくになにもないけれど気候が良いところに3か月のんびり…
余裕でできそうな意外と辛そうな(;・∀・)
昼寝と読書と散歩、たまに観光とショッピング…って感じで過ごしてみたいなあ。
でもインターネットは欲しくなるかな。
ミステリー部分ももちろん面白かったんだけど、
こういう「自分が行くなら」妄想がすごくはかどりました(笑)。
そして最近、「作中で読まれている小説が読んでみたくなる」症候群。
主人公が別の宿泊客から借りて読んでいた「夏への扉」が気になりました。
どこかで…と思ったら、高校か大学のときに読んですごく好きだった「天使の卵(村山由佳)」にも出てきてました📕
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