日日是独身

30代ずぼら独女の、ゆるかったりしんどかったりする日常。

原作かメディア化作品か

5月の1冊…に代えて。


最近、映画でもドラマでも
小説や漫画原作のものが多い(ほとんど?)ですよね。


そして大概、
「やっぱり原作のほうがいい」とか
「原作の雰囲気を壊すな!」って
言われがちですよね。


というか、私も結構言ってたり…(;'∀')


しかし最近、結局は「出会った順」なのかなと
思うようになりました。


きっかけは、最近になってやっと
東野圭吾「白夜行」を読んだこと。


私は先にドラマ版を知って、


観ていたらすごく悲しい話ながらも
とても印象に残って(音楽めっちゃいい)、
原作も読みたいなーと思いつつ
「原作では亮司と雪穂の絡みがない」と聞いて
え?じゃあだいぶ違うのかな…と敬遠していたら
気づけばだいぶ月日が経っていたんですね。


読んだ感想としては、
早い話が「どっちも良い」です。
そしてどちらが「好き」かと言われれば
ドラマを選んでしまいます。


どうしたって、ドラマ版キャストを
イメージして読んでしまいました。
とくに福田麻由子ちゃん。
(上手すぎて、ドラマの1話は観るのがつらかった。)


でも先に原作を読んでいたら、
「雪穂はもっと猫のような眼なんだよ!」とか
「直接絡みを見せないのが面白いのに!」とか
思ってしまってたんだろうな。



なお、湊かなえ「Nのために」でも
同じ現象が起こりました。
先に原作を読んでいたら
「希美は小柄なんだよ!」とか
「どっちともくっつかないからいいのに!」とか
言っていたに違いありません。


でも、ドラマがめっちゃ良かったので
(そういえばこれも音楽が素敵だった)
榮倉奈々さんドハマりだったと思うし、
成瀬くんを選ぶのもめっちゃわかるし、
何よりお母さんとの和解シーンがあるほうがいい。


気づけばだいぶ長くなりました💦
まあ、食わず嫌いは良くないけれど
ある程度の刷り込みは仕方ないよねーって話です…かね?



歌の、本家とカバーでも同じことが言えますな。