日日是独身

30代ずぼら独女の、ゆるかったりしんどかったりする日常。

のんのんばあとオレ

最近入手できたDVD。


テレビでやってたものを録画したビデオが実家にあって、
小さい頃繰り返し観ていました。


ふと見返したいなーと思っていたら、
「NHKエンタープライズ」から
普通に販売されておりました。
録画しきれていなかったらしい話も含めて観ることができ、
大満足!ネット通販って便利。
ありがとうAmazon。




「のんのんばあとオレ」


水木しげる先生の自伝的作品で、
しげる少年、通称「ゲゲ」が主人公。



これがまあ、ホントにホントに、
素敵な作品なのです。
現代っ子たちにも観てほしいと勝手に思っています。


妖怪は出てきますが、あくまでゲゲの成長物語なので
あまりホラー要素はないです。


あ、でも「ひだる神」は怖い|д゚)
「べとべとさん」と「ぬるぬる坊主」がシュールで可愛くて好き。べとべとさんはリアルに居る気がします。



「のんのんばあ」は、こんな人が幼少期にそばに居たら
幸せだろうなーと思わせてくれる素敵な人。
強盗の話は泣ける…。
山田昌さんの優しい話し方がぴったりです。
私もこんな婆さんになりたい…!


そして、岸部一徳さん・もたいまさこさんが演じる
ゲゲの両親がすごく好き♪
ちゃらんぽらんなようで要所要所で良いことを言う(笑)
理解のあるお父さんと、
教育ママなようでお茶目で、
やっぱり理解のあるお母さん。
夫婦漫才のような掛け合いが癖になります。



時代が時代なので、子どもたちの遊びがえげつなかったり(笑)、
近しい人の病気やら身売りやらと悲しい出来事も起こったりしますが…


それでも全体的にすごく温かくて優しい作品です。
届いてすぐの休日はひたすら観て、笑ったり泣いたりと忙しかったです。