日日是独身

30代ずぼら独女の、ゆるかったりしんどかったりする日常。

坂木司リクエスト「和菓子のアンソロジー」

11月の1冊。

坂木司リクエスト「和菓子のアンソロジー」(右)。
以下、ネタバレは…含みませんね。(笑)


坂木司「空の春告鳥」
日明恩「トマどら」
牧野修「チチとクズの国」
近藤史恵「迷宮の松露」
柴田よしき「融雪」
木地雅映子「糖質な彼女」
小川一水「時じくの実の宮古へ」
恒川光太郎「古入道きたりて」
北村薫「しりとり」
畠中恵「甘き織姫」


…以上10作。勿論、どれも「和菓子」がテーマ。
坂木司さんの「和菓子のアン」シリーズが好きで、
他にも好きな作家さん達が居らしたので。


「和菓子」って、なんかすごく惹かれるんですよね。
食べるのは別にそんなに…いや、好きは好きですけど。


とにかく、あの見た目!
とくに寒天系はずっと見ていられるくらい綺麗だし、
練り切り系はなんか粘土細工みたいで楽しそう…


写真左は7~8年前に買ってしまった和菓子図鑑。
たまに眺めてはうっとりしてます(*´Д`)♡



10作はどれも面白くて、
「松露」って?とか「淡雪羹」とは?とか
いちいち和菓子の画像を検索しながら読みました(笑)。


なかでも、「古入道きたりて」と「甘き織姫」がとくに
ステキだなと思いました。


この手の本は、知らなかった作家さんを味見できるのも良いですね♪