原田マハ「キネマの神様」
2月の1冊。
原田マハ「キネマの神様」
映画化され、私の敬愛する志村けんさんが主演だと知り…
これは読んでおかねばと(笑)。
原作を先に知ると、映像化したときに
「ぴったり!」とか「イメージと違う」とか
何かしら思うものですが…
今回は「キャスティングのみ先に知る」という珍しい形で読み進めました(笑)。
以下ネタバレ含みます。
ギャンブルと映画が生きがいの爺さん・「ゴウちゃん」。
→この人が志村さん。うん、素敵だと思います♪
娘・「歩」は大手再開発企業の課長だったけれど、急に退職。
→こちらは発表されていない?もしかして映画だと重要ポジじゃないのかな?
ある日病気で倒れ、一命をとりとめたゴウちゃん…。それを機に、
ギャンブル依存と借金をなんとかせねば!と策を練る歩と母(ゴウちゃんの妻)。
→奥さん役は宮本信子さんだそうです。こちらもぴったりな気が♡
歩の再就職先である映画雑誌の編集部ブログに、
ゴウちゃんが記事を書くことになります。
なんやかんやで人気ブログになるものの、
ピンチや葛藤、悲しい別れも待っていて…
というストーリー。
こんな、トントン拍子でうまくいくかぁ?…と
思ってしまう部分もありますが、
登場人物みんなの「映画愛」故にとっても爽やかで、
温かいお話でした。
※片桐はいりさんの解説もとっても素敵でした。
作中に出てくる映画は知っているものも知らないものも
ありましたが、なかでも大事な役割を果たしている
「ニューシネマパラダイス」は私も大好きなので、
(見るたびに途中退屈するんだけど、見るたびにラストで泣く…笑)
ちょっと…だいぶ嬉しいです♡
原田マハさん作品はいくつか読みましたが、どれも爽やかですね!
映画楽しみです(*^^)v
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。